プロジェクターの選び方
アスペクト比
画面のタテヨコ比のことです。プロジェクターにはアスペクト比が4:3のものや、16:9のものなどがあります。PCやテレビなどの、接続する機器とプロジェクター
のアスペクト比を合わせるとしっかりと性能が発揮できます。
当店の商品ではEB-S04が4:3、EB-W420とEB-W06が16:10、EH-TW5650、EB-FH52、Acer H6815P 、popIn Aladdin 2 Plusが16:9です。
- 4:3
(スタンダード)主な使用用途
スライドショー、アナログ放送、PowerPoint - 16:9
(ワイド)主な使用用途
映画上映、地上デジタル放送、YouTube - 16:10
(ワイド)主な使用用途
PC画面投影、PowerPoint
スクリーンサイズ対応表
当店のプロジェクターで使用可能なスクリーンサイズの目安です。スクリーンサイズが大きすぎると光が分散してしまうため、はっきりと映像を見ることができません。
アスペクト比 4:3
インチ 横(mm) 縦(mm) 50 1016 762 60 1219 914 70 1422 1067 80 1626 1219 90 1829 1372 100 2032 1524 120 2438 1829 150 3048 2286 180 3658 2743 200 4064 3048 アスペクト比 16:10
インチ 横(mm) 縦(mm) 50 1077 673 60 1292 808 70 1508 942 80 1723 1077 90 1939 1212 100 2154 1346 120 2585 1616 150 3231 2019 180 3877 2423 200 4308 2693 使用判定
明るい部屋 暗い部屋 ● ● ● ● ● ● ● ● ▲ ● ▲ ● ▲ ● × ● × ▲ × ▲
- ●=使用可能
- ▲=使用困難
- ×=使用不可
解像度
画素の密度を表す数値です。800×600などと表記します。解像度が高いほど映し出す画像も鮮明になります。地上デジタル放送は1440×1080です。

ルーメン
映し出す明るさの単位(lm)です。この数値が大きいほど明るくなり、大きな部屋や明るい場所でも使えます。当店のプロジェクターは900ml、2500lm、3000lm、3,700ml、または4000lmをご用意しています。
スペック比較表
取り扱いモデル | アスペクト比 | 解像度 | ルーメン(明るさ) |
---|---|---|---|
![]() | 4:3 | SVGA | 3,000lm |
![]() | 16:10 | WXGA | 3,000lm |
![]() | 16:10 | WXGA | 3,700lm |
![]() | 16:9 | Full-HD | 2,500lm |
![]() | 16:9 | Full-HD | 4,000lm |
![]() | 16:9 | 4K UHD | 4,000lm |
![]() | 16:9 | Full-HD | 900lm |
投射距離
プロジェクターには画面を映し出すための適切な投射距離があります。投射距離とスクリーンサイズは比例するため、投射距離が短いほど投影面は小さくなり、 長いほど大きくなります。
パソコンやTV、DVDプレーヤー等と接続する際にケーブルが必要です。実際に使うパソコン等のインターフェイスを確認しましょう。
インターフェイスによってプロジェクターに対応している接続端子がわかります。プロジェクターと接続する機器がお手持ちの機器に接続可能かご確認ください。
-
- VGA(ミニD-Sub15pin、アナログRGB)で接続する
- パソコンに接続すると 映像のみをプロジェクターへ出力します。EB-S04にのみ、VGAケーブル(1.8m)が付属しております。
- HDMIで接続する
- パソコン、DVDプレーヤー、ゲーム機やビデオカメラなどに接続すると、 映像と音声をプロジェクターへ出力します。設定不要で高品質な映像を出力できるため、お勧めしております。
- USB(A - Bタイプ)で接続する
- パソコンに接続すると、 映像と音声をプロジェクターへ出力します。USBに対応しているパソコンであればご利用いただけます。初回接続時のみ、ドライバーのインストールが必須です。
※ USBの転送速度やPCのスペックにより、動画再生時にコマ落ちすることがございます
- MACをお使いの方へ
- MACはVGA端子を搭載しておりません。また、HDMIおよびUSBを搭載していない一部MACの機種は、Mini DisplayPort(Thunderbolt)- HDMI変換アダプタ(またはVGA変換アダプタ)をご用意いただく必要がございます。USB-C対応MACにつきましては、USB-C - HDMI(またはUSB-A)変換アダプターをご用意ください。
VGA(ミニD-Sub15pin)ケーブル HDMIケーブル USB(A - Bタイプ)ケーブル
インターフェイス(EB-S04/W420共通) インターフェイス(EH-TW5650)
-
HDMI、USB、RCAケーブル(赤・白)で接続すると、プロジェクターの内蔵スピーカーに音声も同時出力されます。 プロジェクターによっては、外部スピーカーが必要となる場合がございます。
外部スピーカーは、パソコンやDVDプレーヤー等と直接接続します。 プロジェクターから外部スピーカーを接続しても音声は出力されません。
対応人数の目安
スピーカーの種類 | 出力 | 人数規模 | 説明 |
---|---|---|---|
内蔵スピーカー | 1W | 10人前後まで | ノートパソコンと同程度の音量 |
内蔵スピーカー (EB-W06)
|
2W | 10人前後まで | ノートパソコンと同程度の音量 |
内蔵スピーカー | 10W | 100人前後まで | 外部スピーカーと同等 |
内蔵スピーカー (EB-FH52)
|
16W | 100人前後まで | 外部スピーカーと同等 |
内蔵スピーカー | 10W | 100人前後まで | 外部スピーカーと同等 |
外部スピーカー | 5+5W | 100人前後まで | 小型2ウェイステレオスピーカー |
ワイヤレスマイクセット | 10+10W | 100人前後まで | 拡声器スピーカーとマイクのセット |
プロジェクターの使い方
プロジェクターの動作中は、本体が熱くなります。プロジェクターには排気口があり、何か物を置いたりしてその部分をふさいでしまった場合、ファンによる排熱ができないためにプロジェクター内部に熱がこもってしまい、外装を含め全体が高温になってしまいます。 プロジェクターには、機体の温度が一定値を超えると自動的に動作を停止する機能がありますので、「温度異常」を示すランプが点灯して動かなくなってしまうということが起こりえます。
排気を妨ぐことなく正しい使用法で守っていただければ、プロジェクター自体の冷却ファンが温度を下げてくれますので、触れられなくなるほど熱くなることはありません。
使用後すぐに返却のための梱包が必要な場合でも、専用ダンボールは特に熱に弱い構造ではありませんので、発火してしまうというような心配もご無用です。 電源を切った後であれば、少し熱いと感じてもそのまま箱に入れていただいて差し支えありません。特に冷ましていただかなくとも、自然と冷めていくのでご安心ください。
このような使用上の注意点を記載した「契約内容確認書」という書類もお客様にお送りしていますので、ぜひご一読ください。

USBケーブルによる接続時のみドライバーのインストールが必要となりますが、自動的にインストールが開始される(あるいは画面の指示通りに許可する)ため、パソコン操作に不慣れな方でも簡単にご利用いただけます。所要時間も数十秒程度でございます。
ピント調節は手動での操作になりますが、本体のツマミを動かすだけのため、とても簡単な操作です。操作が自動のものと手動のものがありますが、難しい操作は一切ありませんのでご安心ください。それでもご不明な点がありましたら、お気軽にお電話でお問い合わせください。

補正角度はそれぞれ約上下30°、左右30°です。台形補正をすると、投写映像のサイズが小さくなります。