プロジェクターレンタル屋さんの”プロジェクター豆知識”
説明会でのプロジェクター活用
はじめに
学校説明会や企業でのプレゼンなど、さまざまなシーンで活用できるプロジェクターという機器をご存知でしょうか。
プロジェクターが一台あるだけで説明がしやすく、また視覚的に相手へ訴えることができます。
ここでは、プロジェクターの活用法や機材に関する基礎知識、企業説明会などで準備しておくべきものについてご紹介します。
プロジェクター活用法� （�かりやすい学校説明会
学校の特色や教育方針などを知ってもらうために行う学校説明会は、学校にとって大きなイベントの一つです。
学校の魅力を、余すことなく参加者に伝えることが生徒を増やすことにつながり、学校の経営に携わる側からすると、非常に大きな一大イベントであることは事実でしょう。
教育方針や魅力をしっかりと伝えて、理解をしてもらうことによって関心を持ってもらうことができ、その結果、生徒を集めることにも結びつく可能性があります。
学校説明会では、進行係の学校スタッフや教員などが、学校の特色や魅力を伝えます。
実際に、どのような学習活動を行っているか、何に気を付けて教育や指導を行っているかなどを伝えるのですが、正直、言葉だけでは伝わりにくい部分もあります。
もちろん、紙のプリント資料などを参加者に配布して、それも併せて説明をしていくと思いますが、なかなかこれだけで参加者の心に何かを響かせることは難しいのではないでしょうか。
そこで活用できるのが、プロジェクターです。
プロジェクターを使用することにより、大きなスクリーンに映像や画像を映すことができるため、参加者の視覚に訴えることができます。
「人間は、耳から入ってくる情報よりも目から入ってくる情報の方が多い」と言われており、また、「目からの情報は重要度が高い」と、脳が認識するようです。
プロジェクターを使えば、さまざまな映像を駆使して説明ができることで、より参加者のハートを掴むことができるでしょう。
大型スクリーンに映し出された画像や映像から、体験入学だけでは分からなかった、学校の学習活動や課外授業などを知ることが可能となります。
また、参加者がどのようなことに関心を持つのか、何を知りたいのかという部分を事前にしっかりと理解をすることによって、より質の高い説明会を開催することができるでしょう。
例えば、奨学金制度について詳しく知りたいという方は実際に多いと思いますが、言葉だけで説明されても、理解することがなかなか容易ではないかもしれません。
プロジェクターで映像や画像をスクリーンに映し出し、ポイントを押さえた説明をすれば、参加者にしっかりと理解してもらうことができ、複雑な制度、学校全体の特徴や重視している教育などについても、分かりやすく説明することが可能となります。
それにより、生徒や保護者の学校に対する関心も高まり、この学校に通ってみたい、この学校なら通わせたいと思わせる効果が期待できます。
学校案内のパンフレットなどはどの学校も用意していますが、パンフレットだけでは伝わらない、学校の個性や魅力などがたくさんあるはずです。
それらを、数枚のプリント用紙だけで説明するのは至難の業といえるのではないでしょうか。
映像や画像の力を借りれば、学校独自の個性や魅力を余すことなく伝えることが可能となり、より濃密で成果の期待できる学校説明会となるのです。
プロジェクター活用法�◆＿饉卆睫晴颪任慮�果的な活用法
企業にとって優秀な人材を確保することは、今後の成長率にも大きく影響する重要なことです。
優秀な人材を確保するために新卒採用者向けの会社説明会を実施している企業もたくさんあります。
会社説明会でも、プロジェクターを活用することで、会社独自の魅力や社風などをしっかりと伝えることができるため、優秀な人材に「この会社で働きたい」と思ってもらえるチャンスにつながるかもしれません。
会社説明会では、「何を伝えるか」という部分が非常に重要となります。
そのため、会社説明会を企画している会社だとその部分を重視して説明会の段取りを考えると思いますが、会社の魅力や社風、個性などを言葉だけで伝えるのはかなり困難ではないでしょうか。
そこで、プロジェクターの出番です。
プロジェクターを使用して、映像や画像をスクリーンに映し出せば、説明が行いやすくなります。
実際、会社説明会でプロジェクターを使用しているところが多い傾向にあります。
就職活動をしている新卒者の多くは、いくつもの会社説明会に参加しているはずです。
そのため、会社説明会では、いかに会社の魅力や特徴を分かりやすく、正しく伝わるかが重要なポイントとなってきます。
また、同業他社と比較して一体何が違うのか、どのような部分にやりがいを感じられるかなども伝えてあげると、参加者の気持ちに働きかけることができるでしょう。
担当スタッフが言葉で説明を続けるよりも、百聞は一見に如かず、またあまりにも長くなると、主旨が分からなくなってしまう可能性があります。
会社説明会でプロジェクターを使わずに、言葉のみの力で分かりやすく簡潔に会社の個性や魅力を伝えるのは難しく、プロジェクターを使用して、映像や画像を見てもらった方が理解していただきやすいでしょう。
今後、会社説明会を企画している、説明会の進行を任されているという方は、プロジェクターの使用は検討に値すると考えていただくとよいのではないでしょうか。
展示会などで使用する機材の基礎知識
説明会や展示会など、多彩なシーンで活用できるプロジェクターですが、プロジェクターは、もちろんほかにもさまざまな機材が必要となります。
そこで、ここでは展示会などで使用するプロジェクター関連の機材について、基礎知識を学んでいきます。ぜひ参考にしてください。
プロジェクターを使用して映像を映し出すためには、スクリーンが必要となります。このスクリーンにも、いろいろな種類が存在し、種類によって見え方が異なります。
スクリーンごとに特徴があるため、しっかりとその特徴を知って判断していきましょう。
マット系
入射光を全方位へ拡散できるため、どの角度から見ても同じ映像を見ることができます。
グレイマット系
マット系の弱点ともいえる迷光への対策を施したスクリーンです。
ビーズ系
部屋を暗くせずともプロジェクターの映像を見ることができるスクリーンです。超微粒子のガラスビーズがスクリーンに塗布されていることが大きな特徴で、これによって、明るい部屋でも問題なく映像や画像を見ることが可能となります。
グレイビーズ系
ビーズ系と似たような種類に、グレイビーズ系があり、こちらはリビングなどに設置するのに適したスクリーンです。
パール系
メリハリのついた映像表現が可能となるスクリーンで、サウンド系は映画館などで使用されているものと同じ構造です。
スクリーン後方にスピーカーを設置していたとしても、スクリーンを通してサウンドを聞くことができるという優れモノです。ホームシアターなどには、最適なスクリーンではないでしょうか。
このように、スクリーン一つをとっても、たくさんの種類があるため、用途に応じて合うものを選択しましょう。
展示会には、いくつもの競合他社が出展することがほとんどです。
その中で集客を行うためには、プロジェクターを使って、明るく鮮明な画像で企業のロゴなどをアピールすることによって、ブースの視認性を高めることができるのではないでしょうか。
展示会でプロジェクターを活用したい場合は、先ほどご紹介したスクリーンについての知識も、ぜひ参考にしてください。
企業説明会で必要なもの・準備するもの
会社の個性や魅力を伝え、より優秀な人材を確保するために行われている企業説明会。
先ほども、企業説明会におけるプロジェクターの必要性やメリットについてお伝えしましたが、企業説明会で進行を任されているという方の中には、プロジェクター以外に何が必要なのかを知りたいという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
既に、何度か会社説明会を開催したことがある企業であれば、先輩や上司に聞くことができますが、例えば、初めて開催する場合には手探り状態でスタートしなくてはなりません。
そこで、企業説明会開催にあたり、必要なものや準備しておくとよいものを、以下にご説明します。
プロジェクターとスクリーン
会社説明会で一体どのようなものが必要になるかというと、まずはプロジェクターとスクリーンです。
プロジェクターとスクリーンによって映し出された映像によって、企業の社風や個性を伝えられる企業説明会になるでしょう。
データとノートパソコン
スクリーンに投影するための映像や画像を保存してあるノートパソコンも必要となります。
ノートパソコンで画像や映像データを制作しているケースや、また外注して作ってもらったデータをパソコンに保存してあるというケースがほとんどだと思います。
プロジェクターとスクリーン、そしてデータが必須となります。ノートパソコンも忘れずに、準備してください。
レーザーポインター
レーザーポインターとは、指し棒のレーザー版と考えれば分かりやすいでしょう。
小さなサイズの製品が多く、ボタンを押すことでレーザーが照射されます。スクリーンに向けて照射すると赤いレーザーの点が映し出され、参加者の方に、今どこを説明しているのかを伝えることができます。
注目してほしい部分などが映像にあった場合には、レーザーポインターで、そこを指し示します。レーザーポインターは、会社説明会だけでなくプレゼンなどでも使われるため、持っておいて損はないでしょう。
延長コード
延長コードも、用意しておきましょう。
プロジェクターに備わっている電源コードが短い場合もあります。また、設置する場所の近くにコンセントがないケースも少なくありません。
延長コードがないと、当初予定していた場所よりも離れたところから投影しなくてはならなくなり、映像が乱れてしまう可能性もあります。
そのようなことにならないよう、延長コードは用意しておいてください。ノートパソコンの電源が必要な場合もあります。
念のため、二口以上の延長コードを用意しておくとよいでしょう。
机と椅子
プロジェクター関連以外のアイテムだと、机や椅子も必要となります。
参加者分の椅子と机を用意しておく必要があります。また、30人以上の参加者を確保している会社説明会を予定している場合、進行役の声が後ろに届かない可能性があります。そのため、30人以上の参加者がいる場合には、マイクも準備しておきましょう。
30人以下の場合は、参加者の満足度が下がってしまうため、必要ないでしょう。
ビデオカメラ
また、今後の参考にするために動画を撮影しておきたい、という場合は、ビデオカメラも必要となります。ビデオカメラで説明会の様子を撮影しておけば、よかった点や反省点など、後から観て今後の開催に活かすことができます。
まとめ
学校や会社説明会で、プロジェクターを利用するメリットや必要なものなどについて、ご紹介しました。
人の言葉だけで伝えるよりも、さらに理解してもらうことが可能になるプロジェクター。
今後、学校説明会や会社説明会を企画している企業の担当の方は、ぜひ参考にしていただき、視覚的に訴え、参加者の心に響く説明会を行ってみませんか。
